ドイツ西部の町コッヘム。モーゼル川流域に佇む小さな町はワインの産地として有名なほか、その可愛らしい旧市街を目当てに多くの観光客が訪れます。
特に夏場はドイツ国内のほか、隣国ベルギーやオランダ、ルクセンブルクからも多くの人が集まり、小さな町が活気づく季節。ワイン畑の丘のうえにあるライヒスブルク城での城祭りをはじめ、様々なイベントが開催されて大いに賑わいます。
今回紹介するのは、そんな賑やかな町から少し離れ、コッヘムの街並みを上から見下ろす事ができる絶景スポット。町からは山の上に十字架がそびえている様子が見える、この場所です。
ここからモーゼル川や湖畔に佇む街並み、背後にそびえるライヒスブルク城が織りなす美しい風景を見ずして、コッヘムを去ることは許されない。そう筆者が感じるほど、皆さんにも訪れて頂きたい場所なのです。
「ピナー・クロイツ(Pinner-Kreuz)」と呼ばれる絶景スポットへは、町はずれにあるチェアリフトを利用します。
ここから時速0.8mのリフトで360m先の山頂駅へ。心地いい風に吹かれながら眼下に広がる森を眺めていれば、あっという間に到着です。
山頂駅からは徒歩で絶景スポットへ。写真のように足場の悪い場所もあるので、歩きやすい靴で行かれるのを強くお勧めします。
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