ここから眺める、フレイムタワーとカスピ海が織り成す風景は格別。市街がライトアップされる夜はひときわロマンティックなムードが楽味わえます。

・カーペットミュージアム

ユネスコの世界無形遺産にも登録されている、アゼルバイジャンの絨毯文化を紹介する博物館。2014年にオープンした新しいミュージアムで、カスピ海沿いに建つ、丸められたカーペットをイメージしたユニークな外観が目を引きます。

館内は3つのフロアに分かれており、1階では絨毯の歴史と制作方法の紹介、2階では地域ごとの絨毯の展示とそれぞれの特徴の解説、3階ではおもに20世紀以降の絨毯が展示されており、最新の展示システムを通してアゼルバイジャンの伝統産業に触れられます。

・タザ・バザール(中央市場)

バクー中心部に位置するタザ・バザール(中央市場)は、アゼルバイジャンの人々の日常生活が垣間見える場所。

旅行者が多い土地であれば、町の市場もずいぶんと観光地化されていることもありますが、この市場を訪れるほとんどの人が地元客で、場内はローカルな雰囲気満点。電気器具の細かな部品などが売られている光景は、なんともアジア的です。

野菜に肉類、乳製品といった生鮮食品のほかに、ナッツやお茶、伝統菓子などの乾物、さらにお土産用のキャビアなども売られています。伝統菓子などは味見することもでき、市場の人々とのコミュニケーションを楽しみながら、手ごろな価格でアゼルバイジャンのお土産を手に入れることができますよ。

・拝火教寺院(アテシュギャーフ)

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