いよいよ築地市場も今週末までとなった。で、来週の11日から豊洲新市場がオープンする。そんなこんなでバタバタしてるせいではねぇが、あろうことか先週は本稿への寄稿をすっかり忘れちまった。そんなに待ってる人もいねぇだろうが、年齢も還暦に一つ近づきもともと悪いオツムの働きがなお悪くなったと、反省しきりだ。とにかく以後気を付けます。

いよいよ移転なんだけど、やっぱ今でも2016年11月7日に予定通り移転できてればよかったと思う。この時に移転できてたとしても、いろんな不備は出てきたと思う。

しかしあの頃は、市場の中にもまだみんなで移転しようって、気概があった。それをあの小池都知事が登場し、しっちゃかめっちゃかにしてくれた。そのおかげで寝た子(移転反対派)を起こし、そのまま放置してしまった。

だから移転を目前にしてる今、なんとなくシラケ気分が蔓延してしまっているように感じる。正直100年に一度の大事業なんて、ち密に準備をしたとしても、想定外が起こり得るもの。そこで最も大事なのが気持ちなんだと思う。言い方を変えれば「やる気」ってやつだよね。

それを首長自らがズタズタにしちまった。あの時、当時の理事長はよくみんなの話しを聴き、しぶしぶではあるが仲卸を一つにまとめてたのに。ほんとに悔やんでも悔やみきれない。今はひたすら移転時に事故がないことを祈るのみだ。

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