平成28年の春。拙著「さよならパヨク~チバレイが見た左翼の実態」の入稿・校正作業はし烈を極めたものでした。たとえ世間では「極右・レイシスト出版社」(笑)といわれようとも、一種の家内工業的な中での地味な作業は神経をすり減らすものでした。

夜原稿を書いては送信、午後からは文字校正…そんな日々が続く中、表紙を描いてくれたのが大親友の”はすみとしこ画伯”(笑)! ラフ画を見せて貰った時の感激、原画が仕上がった時の感動と嬉しさは未だに忘れることができません。

こんにちは!チバレイです。

「さよならパヨク」が世に出たのは今から2年前の4月でした。私自身が身をもって体験した”パヨクの実態”はたちまち世間の注目を集め、この出版を機に改めて名前を覚えて頂き、保守・愛国陣営の皆さまからお声掛けを戴くようになりました。

「さよならパヨク」は、その内容はさて置いて、アイキャッチとしての表紙イラストは十分にインパクトのあるものでした。そうです! ”旭日旗”をあしらったコスチュームを着たチバレイ! 一目見て「売れるだろうな」って感じました。ハンサムな表紙! とでもいいますか、不思議な訴求力と、ヒットを予感させる佇まい…。それでもまさかAmazon総合一位なんて想像もしてませんでしたが…。そして、それは「旭日旗コスチューム」の影響によるところが大きいと今でも信じています。そういった意味でも「さよならパヨク」は、はすみとしこちゃんとの共作だと思っていますし、チャンスをくださった青林堂の皆さまには感謝してるのです。

さて、旭日旗です! 世の中が旭日旗で喧びすしいですね。かの国からの国際慣例を無視した非常識な要求に対し、我が国が毅然とはねのけた件です。

今月10日~14日まで韓国の済州島で行われる「国際観艦式」には我が国を含め15ヵ国が招待されていました。韓国政府は8月になると「自国の国旗と韓国の太極旗をマストに掲揚するよう」に要求、更に10月3日には「艦尾に旗を掲揚しないよう」求めてきました。

海軍には軍艦旗があり、艦首に国旗、艦尾には軍艦旗を掲揚するのが国際慣例となっているのです。もちろん我が国の自衛隊も自衛艦旗を有します。それが「十六条旭日旗」です。

この軍艦旗は海の男たちの誇りであり、例えば戦闘が始まるとメインマストに軍艦旗が掲げられ、戦意を駆り立てる象徴となります。軍艦旗を降ろすことはイコール降伏です。また、敵から攻撃を受け、退艦命令が出されると、沈没する前に軍艦旗は降ろされ、丁重に畳まれ、艦内に生存する最高位の士官に託されます。

 韓国側の要求は海軍の誇りたる軍艦旗の掲揚をさせない、旭日旗を揚げさせないということなのです。これには日本国中の良識ある人々が怒りました。もっともらしく要求していますが、実に無礼千万! 我が国の旭日旗を掲揚した自衛艦を入港させたくないだけ、国民感情を優先しただけの身勝手な言い分だからです。過去2回の観艦式では、旭日旗は何の問題にもならなかったのに。

『海上自衛隊にとって自衛艦旗(旭日旗)は誇りとしての旗だ。降ろしていくことは絶対にない。自衛艦旗については法律上、規則上、掲揚することになっている』 10月4日、河野克俊統合幕僚長は韓国側が求めた事実上の旭日旗の掲揚自粛についてこのように毅然と述べました。

以前にも書きましたが、自衛隊員の国を護る覚悟と気概は、我々の想像をはるかに越えた次元にあります。それは世界中のどの軍隊にも引けを取りません。河野幕僚長の物腰と言動はまさに我が国が誇る「軍人」のそれでした。
 そして迎えた10月5日。就任早々の岩屋毅防衛相は、韓国で開催する「国際観艦式」への海上自衛隊の参加見送りを決定したと発表、同時にその決定事項は韓国政府に伝達されたのです。

私は一国民として、日本国政府と海上自衛隊の判断を断固支持します! と、いいつつも旭日旗を掲げた駆逐艦に威風堂々と済州島へ入港して欲しかった!というのが本音なんですけどね(笑)!

次ページ:日本”参加中止”を「独島艦への反発」と捏造する韓国マスコミ