市庁舎や王の家に加え、グラン・プラスを取り囲む細長い建物の数々がギルドハウス。中世のブリュッセルでは、パン屋、ビール製造業者、肉屋、樽屋、油商、小間物商などがそれぞれに同業組合を組織し、寄合所のようなものとしてギルドハウスを建てました。

各ギルドハウスの装飾の豪華さからも、当時のブリュッセルの繁栄ぶりをうかがい知ることができます。

グラン・プラスで見逃してはいけないパワースポットが、ギルドハウス「星の家」の下の壁に横たわるセルクラースの像。セルクラースとは、1388年に暗殺されたブリュッセルの英雄で、この像に触れると幸福がもたらされるという言い伝えがあります。

世界各国からの旅行者はもちろんのこと、グラン・プラスを通りかかった地元の人が歩きながらサッと像をなでている光景も。ブリュッセルを訪れたら、幸せを願って像に触れてみましょう。

街を代表する広場としては小規模ながら、比類ない美しさを誇るグラン・プラス。

博物館に加え、カフェやレストランもあり、美食の国として名高いベルギーの料理やスイーツとともにグラン・プラスの風景を堪能することもできます。

一度その光景を目にしたら、ブリュッセル滞在中、何度も足を運びたくなってしまうことでしょう。

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