無数の歴史的建造物を抱えるホイアンで最も有名な邸宅のひとつが、トゥボン川に面して建つ「進記家(タンキ―の家)」。

200年以上前に建てられた中国広東省出身の漁師の家で、現在も5~7代目が暮らしています。外観はあまり目立ちませんが、螺鈿(らでん)と呼ばれる貝殻を使った内部装飾や、日本と中国が融合した重厚な建築様式は必見です。

ホイアンの街を歩けば、「会館」と名の付く建物が多いことに気付くでしょう。「会館」とは、この地に移住してきた華僑の同郷人の集会所のことで、福建、潮州、廣肇など、出身地ごとに豪華な会館が造られました。

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