LedgerX先物の具体的なローンチ日時は明らかにされていないものの、COOのJuthica氏は「Bakkt」よりも先に、米国で初めて現物決済のビットコイン先物を提供したいと、強い意欲を見せており、半年を切った2019年も、新たな現物決済ビットコイン先物の誕生は間近との見方も強まっている。
一方、Bakktは現在NYにおけるカストディのライセンス申請を行なっており、以前から示唆していたビットコインの先物商品を、7月22日よりユーザー受け入れおよび取引のテスト(UAT)を開始している。
先物の提供予定が三つ巴の状況にあるビットコイン市場だが、2019年の年初にかけて、多くの先物提供が現実味を帯びてきた。
すべての先物において正式ローンチはわかっていないが、CME出来高推移で需要拡大が見えてきている米国の先物商品なだけに、機関投資家向けに初めて米国で取引される現物決済先物の提供は、市場に対する起爆剤として期待されている。
これら3社の現物決済先物で、もっとも早く提供に乗り出す企業はどれか、市場からの関心は非常に高まっている。
(記事提供:コインポスト)
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