プルファー塔の足元には、4頭の可愛らしい仔イノシシたちの像があります。「イノシシの泉」と呼ばれていますが、水がほとんどなく泉には見えないのがちょっと悲しいところ。観光客のそう多くないエーベルバッハでは、イノシシ像は観光スポットというよりも、地元の子どもたちの格好の遊び場になっています。

プルファー塔の周辺と並ぶ「エーベルバッハの顔」といえば、アルター・マルクト広場。赤とピンクの外壁が目を引く「ホテル・カルプフェン」が建つ静かな広場です。

広場の景観をより印象的にしているホテルの壁画は、1934年に「ズグラッフィート」と呼ばれる技法で描かれたもので、町の歴史的な人物や出来事が表現されています。

その斜め向かいには市の博物館があり、町の歴史や風俗について知ることができます。入場無料なので、入ってみて損はありませんよ。

エーベルバッハを散策する際には、思い思いにペイントされた、カラフルなイノシシ像に注目。

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