米国大手クレジットカード会社のマスターカードは独自の仮想通貨チームを結成する計画のようだ。同社は世界最大のソーシャルネットワーキングサービスを供給しているフェイスブックのデジタル通貨「リブラ」プロジェクトのパートナーとしても知られる。

マスターカード社は仮想通貨の専門家を募集中。採用された社員は、仮想通貨のエコシステムを監視し、新製品開発に携わる。

同社副会長セス・アイゼン氏は、「カード会社ではなく、テクノロジー会社としての価値を高めたい」としており、仮想通貨はその手段の一環だと説明した。

19日のNY株式市場で同社株は前営業日比+1.35%の278.07ドルで引けた。仮想通貨ビットコインも前週比上昇し1万ドル台を維持した。