新井(以下、新)「Polkadotに接続するためにはDOTトークンによるオークションに参加し競争に勝たなければなりませんが、オークションに勝つ戦略、施策はありますか?」
渡「少なくとも3点あります。一つ目は、我々はコミュニティドリブンのプロジェクトを作り、最終的にDAOを作りたいので、他のプロジェクトに比べてコミュニティに割り当てるトークンの量が多いです。例えば、コミュニティへのトークン割り当てはAcalaは32~35%、Moonbeamは15%であるのに対して、Plasmは60%です。
二つ目は、まだ公開してないのですが向こう1、2ヶ月でまた同じぐらいの規模の資金調達があります。
三つ目は、Plasm Network Portalを作ります。PLMトークンホルダーが技術を全くわかってなくても、簡単に操作できるプロダクトのことです。3月中にリリースされます。
またPlasmの一番すごいところは、弊社のCTOが考えた『Dappsステーキング』です。PlasmでDappsを開発するとトークンを貰い続けられるプログラムも2月中に公開されます。」
新「アプリケーションは既に募集していますか?」
渡「はい。最近Polkadotが伸びていて、みんなPolkadotやPlasmの名前を使いたいみたいで笑 応募がかなり増えています」
タ「BinanceによるPolkadotエコシステムのプロジェクトへの投資は今回が初ということですが、これによってどのような展開が期待されますか。」
渡「Binanceが去年12月にPolkadotエコシステム用にファンドを作り、そこから一番最初に出資して頂いたというステータスになります。Polkadotのエコシステムには100以上のプロジェクトがあると思いますが、その中で最初に評価して頂いたのは大変有難いです。
Polkadotに接続する際、DOTを集めないといけないのですが、DOTを一番持っているのはBinanceだと思いますので、Binanceユーザーがオークションに直接入れる仕組みを作りたいなと思っています。
また今回Binanceとブリッジを作ることを視野に入れています。Polkadotは異なるブロックチェーンを繋げるブロックチェーンなんですけれども、バイナンススマートチェーンをPolkadotにPlasmを経由して繋げようとしています。」
タ「Pokadot、Plasmは、Ethereumや他のブロックチェーンと比較して後発ですが、その分必要な機能やニーズ、課題をよく踏まえて迅速に、効率的にエコシステムを構築していると感じます。次にPlasmが目指す大きなマイルストーンは何ですか?」