ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が10日に自身のツイッターを更新。野田聖子地方創生大臣の夫が、過去に暴力団員だったなどと報じた週刊文春と週刊新潮を相手取り、両社に1100万円の損害賠償を求めた2件の訴訟で最高裁が、夫側の上告を退け「元暴力団員は事実」とした記事を引用し、「統一教会どころじゃないよね」と私見を述べた。
ひろゆき氏は、最高裁で判決確定し、野田聖子大臣の夫が「暴力団員が真実」と報じる『文春オンライン』の記事について、「『夫は暴力団員では無い』と、新潮社を訴えた自民党・野田聖子議員。暴力団『昌山組』の元組長が証人として出廷して『俺の盃飲んだよなぁ?』と、組員時代のエピソードを話すという覆しようの無い状況に。最高裁でも『野田聖子議員の夫は元暴力団員』が確定しました」とツイート。
さらにその後、この投稿をみたび引用する形で「元暴力団員だと永遠に人権を認めないのもおかしいと思ってます。野田聖子議員の夫が『元暴力団ですが、反省して魚屋やってます』とかならまだ良いです」と反応。「夫婦揃って『暴力団員では無かった』と嘘を裁判所に主張してるのがマズイと思ってます」と主張した。
ひろゆき氏のこうした投稿に対してコメント欄には「バレる嘘をつくというのはこれまでに嘘がバレない。もしくは有耶無耶にできるという成功体験なんでしょうね。良し悪しよりも成功か失敗かの判断かな」「証人として出廷までしてきた組長さんに『俺の盃飲んだよなぁ?』って言われちゃあ認めざるを得ないでござんしょうよ」「しかも『訴えられた裁判で、つい嘘を言った』ならまだしも『暴力団員だった過去はない、訴えてやる』と、自分から起こした訴訟だったという教科書に載せたいぐらいわかりやすいスラップ訴訟」「すぐバレる嘘は自分の首しか絞めない」「何でこんな負け戦を和解に持ち込まずに突き進んだんだろうな」など、異例の現役閣僚と関わる最高裁判決にさまざまな意見が寄せられていた。