クラウドファンディングで487万円の資金調達をして日本一周を敢行している「少年革命家」が炎上騒動の渦中にいる。暴露系YouTuberのコレコレ氏の生配信に28日、同じくYouTuberのゆたぼん(13)が電話出演し、日本一周企画での数々の疑惑を釈明した。

日本全国をまわって「不登校で悩む子どもたちやその保護者と直接会って、多くの人たちに元気と勇気を与えたい」という目的で6月30日にスタートした「ゆたぼんスタディ号」。現在は北海道にとどまり、11月のゴールを目指して奮闘しているが、当初の目的からは逸脱しているとしてネット上で大炎上に発展している。

ゆたぼんは連日、「ゆたぼんスタディ号」訪れた全国各地の動画を投稿しているのだが、「8月27日までに不登校児の支援活動をしたのは1回だけ。それ以外は観光地で遊んだり、美味しいものを食べている様子だけ。ただ遊んでるだけ」との批判の声が続出し、ネット上からは企画の中止や返金を求める署名活動まで行われる事態となっているのだ。

この日、コレコレ氏のYouTube番組『コレコレチャンネルKoreTube』に電話で出演したゆたぼんは数々の疑惑について、不登校時と会って動画にしたのは1人だけながら、これまでに全国で「35人以上と会っている。(彼らはゆたぼんから)元気を勇気をもらってくれた」と説明した。

ゆたぼんは不登校児との動画を1人しか投稿しなかったのは、ほとんどが撮影NGだったためで、一度アップした際も身元が特定されるなどアンチの攻撃に晒されたことがあったという。これを受けてコレコレ氏は動画になっていない35人の不登校児との写真や手紙などの証拠を求めたがゆたぼんは完全拒否。さらに追及が厳しくなるにつれ、ゆたぼんが「携帯の調子が悪い」「スマホがバグってる」などしどろもどろになる部分もあり、炎上騒動を払拭するには至らなかった。コレコレ氏も「子どもなんで、証拠を出せとか俺にだけ見せろとは言えない。(どう判断するかは)これを見た視聴者に委ねます」と消化不良の様子だった。