ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が31日に自身のツイッターを更新。セクハラ報道で渦中にいる俳優の香川照之(56)のさらなる暴行疑惑を報じるデイリー新潮の記事を引用しつつ、「舞妓の未成年飲酒や淫行と一緒で、金持ちが法を犯しても許される空間を温存してる日本。」と私見を述べた。
香川は2019年7月に、東京・銀座のクラブで、ホステスに対してセクハラ行為に及び、被害女性がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったことなどが報じられていた。香川の所属事務所は25日、公式サイト上で謝罪とともに経緯を報告。「全ては本人の不徳の致すところであり、この度の報道で再びお相手の方に不快な思いをさせてしまうことは、痛恨の極みです」としていた。
ひろゆき氏はこの日、デイリー新潮が31日に報じた『鬼の形相でホステスの髪の毛をつかみ…香川照之、女性への暴行の“新証拠”を入手』とする記事について引用リツイートしつつ、「銀座のクラブで、強制わいせつ罪に当たる行為が行われていても誰も通報しない。高い金を払う客がやらかしたとしても黙認するのが「文化」になってる。」と指摘し、「舞妓の未成年飲酒や淫行と一緒で、金持ちが法を犯しても許される空間を温存してる日本。」と疑問を呈した。
デイリー新潮によると、「香川が性加害を行った同日、その女性とは別のママの髪をつかんでいる“暴行写真”を入手した」として、香川が被害女性とは別のママに“暴行”している加工編集された写真を掲載。現場に居合わせたホステスの「同席したママの髪をなでまわし、ヘアピンを次々と外し始めたんですね。銀座のホステスは毎晩、30分近くかけ、髪を入念にセットするのに、おかげでママの髪はクシャクシャになってしまいました」という証言を伝えている。
ひろゆき氏の投稿に対してコメント欄には「有名女優の息子、東大卒、歌舞伎、売れっ子俳優という代名詞、全てが武器になった暁なのでしょうか。今後のご本人に注目したい」「よし!AV新法の次は舞妓はん防止法と銀座クラブ防止法を作って満足しよう」「役柄も素顔も六本木クラスの父ちゃんそのものなんですね」「理解しがたい世界です」「地獄の沙汰も金次第」「氷山の一角なんでしょうね…。庶民には分かりませんが」など、さまざまな意見が寄せられていた。