NHK党の党首・立花孝志(54)が7日に自身のYouTubeチャンネル『立花孝志のターシーch【NHKの裏側】』を更新。クラウドファンディングで487万円の資金調達して日本一周を敢行しているYouTuberのゆたぼん(13)について言及。ゆたぼんを批判する人たちに対し、「お金を出してないのに文句言ってる人達っていうのはまさにこれハイエナ」と苦言を呈した。
日本全国をまわって「不登校で悩む子どもたちやその保護者と直接会って、多くの人たちに元気と勇気を与えたい」という目的で6月30日にスタートした「ゆたぼんスタディ号」。11月のゴールを目指して奮闘しているが、観光地で遊んだり、美味しいものを食べている様子ばかりが注目され、「ただ遊んでるだけ」との批判の声が続出し、ネット上から企画の中止や返金を求める署名活動まで行われる事態となっている。
この日、「ゆたぼんについて」と題したYouTube動画を配信した立花党首は「まず、ゆたぼん君がスタディ号で回っていること、クラウドファンディングで寄付で400万円集めてやってるということについては、これお金出した人がとやかく言うことはいいんですけど、お金出してない人がとやかく言うのは筋違いだと思うんですね」としたうえで、「ゆたぼん君が、アンチの人たちが騒いでるだけだと言ってるんですが、僕はその意見に賛成で、ゆたぽんは別に公務員でもなければテレビに出てるわけでもない。公の人じゃないわけですよ」と指摘。続けて「お金を出してないのに文句言ってる人達っていうのはまさにこれハイエナ」とバッサリ切り捨てた。
続けて「(批判してるYouTuberは)ゆたぼんを取り上げると再生回数が取れるから、ゆたぼんのことをとんでもない少年だとか、お父さんのことをとんでもないみたいなこと言ってるんですけど、そういうとこを批判してるあなたたちの方がとんでもない。だって、あなたたち、誰かに迷惑かかりました?ゆたぼんが中学行かないとか、彼がスタディ号で全国まわって、仮に彼が計画通りスタディしてなかったとして、迷惑かかってます?国民に迷惑かかってます?」とし、さらに「(批判してる人の動画を)見たら、なんか“常識的に考えたら”って、いう言葉がよう出てくるんですよ。“当たり前”とかね。何言ってるんだろうな、この人たち。ていうのは、ゆたぽん君は“少年革命家”ですよ。革命、レボリューション起こす人なんですよ」「だからその常識なんかに取られるわけがないですよね。ゆたぼんくんの活動を応援しようと(クラウドファンディング)した140人ぐらいの人が納得しちゃったらそれでオッケーなんですよね。全然関係ない外野がとやかく言うことじゃないんですよ」「(ゆたぼんみたいに)能力が高い人っていうのは、時には頭おかしい人に見えるんですよ」と自論を展開した。
さらにゆたぼん君のアンチについて「ゆたぼん君に対しては99%以上の人が否定派なんでしょう。彼が学校に行かないとか、中学校行かずに全国を回って、美味しいもの食べてやってるとかいうのは、おそらく99%が否定してるんですよ。だから、ゆたぼん君を批判するYouTube動画を作ったら再生回数も上がる。でも、本当にゆたぼん君を思って批判してるんだったら、(動画に)広告つけるなよ。ゆたぼん君を批判してる人って、もうカネのためにやってるとしか思えないんですよね。彼の事を考えてやってるとは全く思えないです」と結論付けていた。
暴露系YouTuberの“ガーシー”こと東谷義和氏(50)を口説き落として当選させるなど、党勢拡大のため人材スカウトにも余念がない立花党首。こうした発言にネット上からは「次はゆたぼん君を立候補させるつもりか」という声も寄せられていた。