NHK党の党首・立花孝志(54)が16日、自身のYouTubeチャンネル『立花孝志のターシーch【NHKの裏側】』を更新。プロ野球選手で読売ジャイアンツの坂本勇人(33)が文春オンラインで報じられた“中絶トラブル”について記者から質問を受け、プロ野球を取り巻く大手メディアの異常性に苦言を呈した。

この日、参議院議員会館で行われたNHK党の定例記者会見に臨んだ立花党首は、記者からの質疑応答で坂本選手の“中絶トラブル”について質問され、「いい質問するね。おもろい質問やね」と反応しながら私見を述べた。

立花党首は坂本選手の話題をテレビのワイドショーやスポーツ紙がまったく扱わないことについて「その件に関してはテレビが報道しないというタイトルの動画を見るのよね。古舘伊知郎さんとか。昨日はロンブーの淳さんがやってたのかな。中身まで全部は見てないんだけど、確かに疑問だよね。あれ。テレビでやらないよね。やっぱり読売巨人軍の影響なんじゃないの。読売新聞だからね。それ疑われても仕方ないんじゃない?すごい忖度だよね」「いや原さんの時もそうだったからね。原辰徳さんがね。暴力団にお金渡したって野球協定に違反するって言って、あれももみ消したからね」と言及。

さらに「だから読売新聞がプロ野球を仕切ってるから都合の悪いことは…。新聞社がテレビ局を持ってる。これ、クロスオーナーシップというんですけど、新聞社がテレビ局を持つっていうのはアメリカやヨーロッパでは禁止されてますからね。日本では禁止されていないので、そういう圧力がかかってテレビ局がやらないのかな」と指摘。

また、坂本選手については「坂本くん、かわいそうやね。見てると坂本くんが痛々しいよね。試合出てるんでしょ?“ケツ本”って(ヤジを)言われてるんでしょ? YouTubeで見た。これ、休ませてあげたほうがいいよね。別に犯罪したわけでもないし、ちゃんと示談してるっていうことは当事者は納得してるわけでしょ?お金の力を使ってでも」と擁護。

その一方で、文春オンラインに情報を提供した女性の友人については「全く関係のない相談を受けてた友達のリークでしょ。そいつどんだけ儲けてんねんって話だよね。それこそアウティングになるんじゃない?坂本さんと妊娠させられた女性の中の当事者同士の話で、合意してるわけでしょ。それを女の子の友達がこの2人の同意なしに週刊誌に出してるんでしょ。たしかにそういう意味では酷いなって思いますけどね」と疑問を呈した。

最後に「プロ野球機構、何も言わないですよね。言い訳する場も設けられず、プレイもしなきゃいけない。試合中に話しかけられても、坂本に話しかけられても、なんか話してもヤバいって感じで。ただテレビがやらないのは気持ち悪いよね。テレビが坂本選手について報道しない方がむしろ気持ち悪い。坂本選手のコメント聞きたいよね。開き直ってほしいよね。下のバット振ってナンボのもんじゃ、こらーって坂本が言ってくれたら、選手たちはみんな絶対にこうやると思う(拍手の真似)。俺みたいな変な政治家がよし坂本いけーって、俺は巨人ファンに変わるわ」と自論を展開した。