10月28日放送の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)に、“山尾志桜里”として活動していた元衆院議員の菅野志桜里弁護士(48)が出演。番組内での発言に「そんなこと言える立場か」「特大ブーメラン」と違和感を覚えた視聴者がいたようだ。

旧統一教会をめぐる被害者救済法案の検討として開かれた与野党協議では、法案に「マインドコントロール」という言葉を盛り込むかどうかが議論の焦点に。野党が「いわゆるマインドコントロールという文言を入れるべき」とするのに対し、与党は「定義が難しいので、書き方は慎重にやっていくべき」と慎重な姿勢をみせている。

こうした中、脳科学者の中野信子氏(47)は、“目に見えない”という点でマインドコントロールと共通部分がある精神疾患の例として「本人は病識がないことあるんですが、周りに危害を与えたり殺傷性の高いものを振り回すときは家族の同意があれば入院させることができるのですが」と説明しながら、「マインドコントロールの有無というよりも、むしろ周りの人がどれだけ迷惑しているのかということに焦点をあてて仕組みを作っていくのは難しいんでしょうか?」との質問。

これに菅野弁護士は、「実は(今回の)論点で、マインドコントロールの場合はむしろそういった医療的な精神疾患には当たらない場面で今問題になっている」と解説。それを踏まえたうえで「やはり、家族に対して“どれだけどんな損害が生じているのか”ということをしっかりフォーカスしたうえで、第三者による救済を考えていく。そこばバランスのとりどころじゃないかなと感じます」と持論を語った。

しかし、視聴者から「菅野志桜里が家族の絆とか……」「この人が善悪を語ってもねぇ」「菅野志桜里って人、しれっと昼のワイドショーで見るけど、不倫してた人だよね?普通に出れるのすごい」といった声が上がっている。

「菅野弁護士は、“山尾志桜里”として議員を務めていた2017年9月に『週刊文春』に倉持麟太郎弁護士(39)とのダブル不倫を報じられ大炎上。その後、元夫と離婚していますが、2021年4月28日発売の『週刊文春』では倉持氏が離婚した元妻が自ら命を絶っていたと報じられたこともあり、『何言っても特大ブーメランになりそう』『貴様がそれを言うか。相手の家族も壊れたぞ』などの声が上がっていました」(政治記者)

最近になって、旧統一教会問題をめぐる解説員としてメディアに登場しはじめた菅野弁護士だが、受け入れられない視聴者も一定数いるようだ。