ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が4日に自身のツイッターを更新。「男性は60代後半でも約6割が就業中…高齢者の仕事事情(2022年版)」と題し同日にガベージニュースが報じた記事を引用して私見を述べた。

ひろゆき氏はこの日、同記事を引用したツイッターで「例えば、年金貰ってる高齢者がコンビニで働くと、生活費全部を賄う必要が無いないので低給で働き続けます。結果として、若者の給与も低く抑えられて、フルタイムで働いても家族を養うのは不可能な状況が継続します。」としたうえで「日本でコンビニ店員が結婚して子供育てて大学まで送り出すのは無理ゲーですよね。」と持論を展開した。

内閣府が2022年6月に発表した「高齢社会白書」を基に高齢者の仕事事情を調べてみると、男性では60代前半でも8割強が働いており、60代後半でも約6割。70代前半に入っても約4割が何らかの形で働いていることが判明。人数で見ると、60代前半では男女合わせて414万人、60代後半でも274万人が就業しており、労働市場では大きな要素となっていることが分かる。女性に限ればパートやアルバイトなどの非正規が多数を占めていると同記事は伝えている。

ひろゆき氏の投稿は反響を呼び、コメント欄には「好きで働いてる高齢者いないんじゃないかなあ…地獄絵図ですね」「低時給の仕事は高齢者しか働けない様に年齢制限を設けるべき」「労力は若者と老人違いますので生産性はおちちゃいます。同一労働同一賃金とするなら老人の時給は落とさないといけませんね」「年金くれないなら、定年なしにしてくれ」「ひろゆきさんはどのようにすればこの状況を改善できるとお考えですか?」「無理ゲーなのは分かったけど具体的にどうすりゃ良いのさ」など、さまざまな意見が寄せられていた。