11月8日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、交通違反に関するMC谷原章介(50)のトンデモ発言がネット上で呆れ声を集めている。

この日、番組では自転車の交通違反が強化され、10月31日から「信号無視」「一時不停止」「車道の右側通行」「徐行せず歩道通行」の4つの違反で、悪質な場合には赤切符が交付されるようになったことを報道。

赤切符が交付されると、警察官の取り調べを受け、書類送検されることも。また、信号無視では「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金」が科せられるケースもあるという。番組では、この背景に交通事故発生件数が徐々に減っている傾向にあるのに反し、自転車が関係する事故は微増していると紹介した。

また、スタジオでは交通問題に詳しいという高山俊吉弁護士(81)と電話をつなぎ、あらためて自転車の交通ルールについて確認。高山弁護士は、自転車ルールがまだ多くの人に周知されていない状況が長く続いていることを指摘し、「そこをきちんとしていきながら、取り締まりも強めるという関係がないと、それは乱暴になってしまう」と指摘していた。

これに谷原は「そうですね」と共感しつつ、「捕まらないためには右側通行をしない、赤信号をきちんと守る、一時停止で止まる。あと一個なんでしたっけ?……歩道は徐行をする、ですね。みんなで気を付けましょう」と呼びかけていた。

しかし、この谷原の発言にネット上からは、「捕まらなかったら違反しても良いと聞こえる」「安全を守るためでしょ」「交通ルールって自分の身を守る行為だよね」といった苦言が多く集まっていた。

「交通ルールを守る目的は、あくまで自分の身や周囲の安全を確保するためであって、『捕まらないため』ではないはず。ワイドショーのMCにも関わらず、一般人の軽口のように『捕まらないためには~』と話したことについて、ネットからは大きな疑問の声が集まってしまいました。的外れな発言やトンチンカンなことを話すことも少なくない谷原。これでまたMCとしての評価を落としてしまったのかもしれません」(政治記者)

交通ルールを守るのは、捕まらないためでなく、安全を守るため。果たしてそのことを谷原は理解していたのだろうか。