11月15日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)で、案内人として登場した韓国人DJに対する疑問の声が上がっている。

この日の番組のテーマは「80's Japanese POPSの世界」。同番組ではしばしば昭和の世界がテーマとして取り上げられているが、今回はその第七弾として、昭和ポップスが取り上げられることに。昭和ポップスにもさまざまな種類があるが、そのなかでも竹内まりや(67)の『プラスティック・ラブ』や杏里(61)の『悲しみがとまらない』など、海外で注目を集めている楽曲を中心に特集。日本とは異なり、クラブで踊れるポップスが受けているということで、案内人としては韓国DJのNight Tempo(36)が登場した。

スタジオにはNight Tempoがファンだと言う菊池桃子(54)も登場し、伝説のバンド“ラ・ムー”の結成秘話でMCのマツコ・デラックス(50)は二人と大盛り上がり。元々中森明菜(57)など、昭和ポップスが好きなマツコが、存分に自分の知識を披露できた回となった。

80年代の昭和ポップスが次々に紹介され、多くの視聴者は「昭和歌謡いいね、マツコの解釈もおもしろいわ」「昭和ポップス私も好き!昔の曲はかっこいい!」「なんで昭和ポップス流行ってるのかずっと謎だったけど、Night Tempoの説明でよくわかったわ」と、大満足の様子。

しかし、その昭和ポップスを紹介したのが韓国人のNight Tempoであることに疑問を呈する声も。「韓国人DJが日本の80年代歌謡曲をリミックスして世界的に有名になるっていいのか?日本人の立場って……」「世界で話題の韓国人DJって言うけど、あなたのアレンジじゃなくて原曲が良いから当たったんだよ」「シティポップ特集だから楽しみにしていたのに、韓国人DJが登場して萎え萎え……。この韓国人DJが流行らせたことになってるけど、違うでしょ。海外のユーチューブから火がついたんじゃないの?」といった声が多数上がっていた。

「世界が誇る日本のポップスと言いながら、それが注目されたのはまるで韓国人のおかげだと言いたげな番組の構成を、おもしろくないと感じた視聴者が一定数いたようですね。日韓関係が過去最悪と言われる現在、韓国のごり押しに敏感になっている視聴者も少なくないようです」(芸能ライター)

最近は韓国上げが露骨だと言われるTBS。企画の内容自体はよかっただけに、マツコやNight Tempoは思わぬ煽りを食ってしまったようだ。