11月18日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)は、北朝鮮で行われているタブレットを使った子ども向け教育を特集。驚くべき内容に、ネット上から「内容がえげつないね」「北朝鮮の小学生に支給しているタブレット端末の内容やばすぎだろ」といった声が上がっている。

同日午前、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射。北海道の西側にある排他的経済水域(EZZ)内に落下したと推定されている。EEZ内に落下するのは3月24日以来のことだが、9月以降、北朝鮮はこれまでにない頻度でミサイルを連射。実力戦を誇示し、日米韓を威嚇する目的があるとみられている。

そんな北朝鮮では、教育用タブレットなどを使い5歳以前に「アメリカは自分たちの生活を脅かす敵である」という刷り込み教育が行われているという。また、アメリカならず日本も下劣な敵国として度々登場し、小学3年生の算数問題文では「抗日遊撃退のおじさんたちは、ある戦闘で日帝の奴らを1428人殺し42人の奴らを捕まえました。殺した奴は捕まえた奴の何倍ですか?」という恐ろしい文章も。

さらに、中学・高校になると授業はより実践を想定したものに変わり、中学1年の技術の時間には「銃製造知識」、高級中学校(高校1年)の物理では「ミサイル・ロケットの飛行原理」などを学んでいるという。

ネット上では「銃の使い方、ロケットの作り方とか教え込んでる戦時教育しかしてないようで驚いた」「北朝鮮の教育タブレットの事やっててだいぶ衝撃的。ただ、なんとなく対岸の火事と思えないのが怖い」「北朝鮮でやってる教育が戦時中の我が国の教育だったんだよ。棚に上げてるけどそれ忘れちゃダメだよね」といった声が上がっている。

「スタジオには、北朝鮮のタブレット端末を入手した広島大学客員教授の牧野愛博氏が出演。タブレット教育を受けられるのは一部の富裕層・エリート層だとそうですが、軍事基礎訓練などでは小学生が手りゅう弾を投げる練習をしたり、山で体を隠す訓練なども行われているとのことで、MCの宮根誠司(59)は『怖くて言葉がでないですね』と驚きを隠せない様子でした」(政治記者)

さらに宮根は「さっきICBMの発射もありましたが、ひょっとしたわ我々北朝鮮という国の見方を変えなきゃいけないかもしれない」とコメント。牧野客員教授も「おっしゃる通りで、北朝鮮に対しては正しく恐れるのが大事」「要するに北朝鮮がミサイルを撃ってるのは、ヤクザがビール瓶割って『表に出ろ!』と言ってるのと同じで、怖がらせるためにやってる。それを見て慌てふためくと北は喜ぶ」と指摘していた。