11月24日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、長嶋一茂(56)が出演。23日に行われたサッカーW杯カタール大会で、ドイツに2対1で逆転勝利した日本代表選手にいちゃもんをつけ、視聴者から「素人なら黙ってろ」「呼んだの誰?」と厳しい批判の声が殺到している。
この日は、元サッカー日本代表の福田正博氏(55)が解説者として出演。前半は完全にドイツに押されていた日本代表だったが、後半からDF冨安健洋(24)を入れ、その後もFW浅野拓磨(28)、MF三笘薫(25)、MF堂安律(24)、MF南野拓実(27)と次々と攻撃的な選手をピッチに送り込んだことで、攻撃のペースを握ることに成功。後半30分に堂安が同点ゴール、後半38分に浅野が勝ち越しゴールを決め、2対1で強豪国のドイツに逆転勝利した。
今回の勝利について一茂は、ドイツ戦の前に元サッカー選手や解説者などが口をそろえて「厳しい戦いになる」と言っていたことをあげ、「素人は(勝利は)難しいのかなと思っちゃうよね。これはよくないね、やっぱり今後ね」「素人の我々は“絶対勝つんだ!”って思ってたほうがいいね」と、解説者の見解に疑問を向けたコメント。
一方で、ドイツ代表のハンジ・フリック監督(57)の試合後の「日本はとてもいいチーム。彼らの強みを今日の試合に生かして、とても効率よくプレーした。私もそうであってほしかった」とのインタビューコメントが紹介されるや一茂は「申し訳ないけど日本の選手にも見習ってほしい部分があります。(ドイツ監督は)相手チームをちゃんとリスペクトしてますね」と日本に対するリスペクトの姿勢を称賛。
しかし日本選手に対しては、「日本はもちろん勝ってうれしいのはわかるんですよ。いいんだけども、相手がいて自分の立ち位置がわかるわけですから」と指摘すると、「日本の選手、そこはコメント、誰か言ってるだろうけど、我々、情報として入っていないので『ドイツも素晴らしかった』という言葉はあってよかったかな」と、日本代表への筋違いな批判コメントを残した。
“自分はサッカー素人”という立場から言いたい放題だった一茂に対し、視聴者からは「ほんと、うるせーよ!一茂」「一茂邪魔やわ。なんか話題を遮っとるわ」「一茂、素人なら偉そうに頓珍漢な日本批判するなよ!」「一茂がうっとおしすぎる」「一茂はやっぱりサッカーはど素人。三苫のインタビュー見たのか。前半はドイツをリスペクトしすぎていて上手くいかなかったと言ってただろう」「ほとんどのファンは勝つことを信じて応援してんだよ」と怒りの声が噴出している。
「本来、一茂は金曜レギュラーなのですが、司会の羽鳥慎一アナ(51)によると『スポーツの専門家として来ていただいた』とのこと。ただ長嶋は元野球プロ野球選手というだけで、その野球でも結果を残しているわけでもない。ましてやサッカーに関しては興味ないのが丸わかり。前日には現地にいる松木安太郎(64)と中継を結んでいたのに、なぜ今日に限って松木ではなく一茂だったのか疑問ばかりが残りました」(週刊誌記者)
スポーツという共通点だけで日本サッカー界の歴史的勝利を一茂に語らせるのは無理がある。『モーニングショー』の采配ミスばかりが目立った放送だった。