12月1日の『めざまし8』（フジテレビ系）は、国内初となる薬局で買える“肥満改善薬”を特集。その副作用に「オムツ必須やん」「日常に支障がありすぎる」と反響が集まっている。

厚生労働省は11月28日、大正製薬の肥満改善を助ける飲み薬「アライ」を医師の処方箋なく薬局で買える薬として了承。脂肪の吸収を抑制させる働きがあり、男性は福井85㎝以上、女性は90㎝以上の高血圧や脂質異常症などの健康障害を伴わない18歳以上の肥満の人を対象が対象。来年3月頃に正式に承認される見通しだ。

前提として、生活習慣改善とあわせて補助的に使用することが求められており臨床試験でも効果が出ているという。番組では、千葉大学医学研究院教授・日本肥満学会理事長の横手幸太郎氏の解説として「飲んでも体内にはほとんど吸収されない」「中枢神経への作用はなく、全身への影響は考えにくいため中毒性の懸念は弱い」と説明。

一方で、脂肪を吸収しにくくする効果の副作用として「下痢」「軟便」「油を伴う放屁」があると紹介。さらに副作用が起きる割合について、リモート出演した日本肥満学会会員の水道橋メディカルクリニック・砂山聡院長は、「いわゆる脂肪分による下痢は“ほぼ必発”と考えていいかと思います」とコメントし、「特に油分が多い食事を摂るとひどい下痢・脂肪便になるので、それを避けようとして油分を控えるという方が多くいます」と語った。

ネット上では、副作用について「放屁に便や油分を含むって、想像しただけでも湿っぽい音とかする。日常生活に支障あるな」「油を伴う放屁、お漏らしと同義のように思う」「副作用えぐい」といった声が続出した。

「実際に、Twitter上では市販予定と同じ成分の肥満改善薬を飲んだことがある人たちから『肥満改善薬飲んだことあるけどあれはヤバいぞ。青いカプセルで一日中下痢になってトイレから出れなくなるぞ』『肥満改善薬の油のやつ本当にケツから油出てくるからオススメはしない。トイレ掃除が大変だった』『お腹ゆるくなるというか油が漏れるからトイレに必ず行ける人しかオススメしない』といった注意喚起が多数上がっていました」（週刊誌記者）

手軽に購入できるようになるが、要指導医薬品として指定されている薬品。説明をしっかり聞き十分に注意した上で使用しないと大惨事になりそうだ。