12月16日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)で、キャスターとして出演している塚原愛アナウンサー(46)に公開ダメ出しをする企画が放送され視聴者から困惑の声を集めている。
問題となっているのは、番組の最後に放送されるお便りコーナー「ひだまりの縁側で…」の一幕。この日は番組キャラ「ズン吉が選ぶ2022年重大チコニュース」が放送され、1位に選ばれたのが、「愛ちゃん今年も叱られる」だった。
昨年も同じようにダメ出しを行われた塚原アナ。今年問題となったのは「ニラレバ」と「レバニラ」、どちらが言いやすいかという検証でふたつを言い比べるという検証VTRだった。
ふたつを言い比べた塚原アナは、その違いについて、「アナウンサー23年目なんで、どっちでもいける自信はありますけど、しいていえば『レバニラ』の方が言いやすいです」と発言。理由を聞かれると、「『レバニラ』はひとつひとつの音が言いやすいんですけど、『ニラレバ』は『ラレ』のところで結構お腹にぐっと力を入れなきゃいけなくて。『ラレ』がちゃんと出ないと、スルッとしそうな感じです」と話していた。
しかしこの発言に、語りを担当している、森田美由紀アナウンサー(63)は「愛ちゃん、ちょっと何を言ってるのか分からない」とバッサリダメ出し。このVTRを振り返った塚原は、「すみません……」と顔を伏せ、「森田さんとも距離を感じました、お会いしたとき。なにか言いたそうだなって感じたんですけど……」と告白。「ちゃんとご指導いただこうと思います」と明かしていた。
しかし、この一幕に視聴者からは、「かわいそすぎる」「森田さんがどんどん怖い感じのキャラになっていく」「別に怒られる事案じゃなかったよなぁ」という困惑の声が集まっていた。
「VTRで塚原アナはあくまで感想を聞かれたから感想を言っただけ。にも関わらず、上司にダメ出しをされ、そのVTRを年末にあらためて振り返って、まるで“公開パワハラ”をする様子にドン引きの反応が集まっていました。実はもともと『チコちゃん』という番組自体にパワハラ・セクハラを容認する空気があり、MCのナインティナイン・岡村隆史(52)が独身時代には独身イジリを繰り返した過去も。結婚したいまは頻繁なイジリはありませんが、そもそもの番組の気質が出てしまった一幕になったようです」(週刊誌記者)
『チコちゃんに叱られる!』のイジリ気質は今後も続くのだろうか。視聴者が戸惑う場面は極力なくしてほしいものだが……。