1月11日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、番組が女優の米倉涼子(47)の名前を使って「詐欺」を表現する場面があり物議を醸している。
この日、番組では「身代わり数珠つなぎ」恒例企画を放送。芸人がある場所に閉じ込められ、自身が脱出するために別の芸人を呼び出すというドッキリ企画で、今回は“カラオケ”がテーマ。山奥に設置されたカラオケボックスに芸人を呼び出し、その人が、閉じ込められている人のカラオケの点数を上回った場合のみ脱出可能となるというものだった。
最初に閉じ込められたのは、この企画でおなじみのお笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル(38)。芸人を呼び出すために電話をかけられるのは1時間のうち15分だけで、ナダルはそのチャンスが訪れるたびに手当たり次第に電話をかけるも、「山奥」という立地が災いし、誰も引っかからず。
そこでナダルは誘い文句として、「企業案件の人もいる」と言い出し、最終的にはこの場所で豪華なパーティーが開かれ、羽振りのいい社長や芸能人がいると言い出す事態に。その中で出てきたのが、「米倉涼子もいる」という言葉。この言葉に引っかかり、お笑いコンビ・鬼越トマホークの金ちゃん(37)が来そうになったり、実際にお笑いコンビ・ライスの関町知弘(39)がやってきたものの、ナダルの点数を超えることはなかった。
最終的に米倉涼子に引っかかってやってきたのは、お笑いコンビ・水玉れっぷう隊のケン(53)。米倉がいない状況に怒りながらもナダルの口車に乗せられてカラオケを行い、高得点を叩き出したために閉じ込められることに。
このケンも他の芸人を電話で誘い出すことになったが、その際にはしっかり「千葉県で社長さんとか米倉涼子さんとかと一緒におんのよ」とナダルから引き継いだ嘘を使用。番組ナレーションではこれを「米倉詐欺」と名づけ、ナダルを「特殊詐欺ヨネクラグループの創始者」と呼んでいた。
「しかし、このワードにネット上からは、『米倉涼子さんは怒っていいと思う』『水曜日のダウンタウンひどくない?』『マジで米倉さんサイドから怒られるで』という困惑の声が集まることに。一方、それ以上に面白がる声が集まり、『米倉詐欺』はツイッターで一時トレンド入りに。米倉涼子はまったく関係ないにも関わらず、『詐欺』という言葉と合わせたことへの疑問が集まってしまっていました」(週刊誌記者)
一方、米倉本人もインスタグラムのストーリーでこの騒動に反応。「『米倉詐欺』にあいました」「ビックリです #水曜日のダウンタウンさん」と投稿している。