ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が16日に自身のツイッターを更新。日本の生産性が低い理由について私見を述べた。
ひろゆき氏はこの日、「日本の生産性が低い理由。『効果のない行為は辞めて、別の手段を探すべき』という社会人は理解出来て当然の事がわからない頭の弱い人達が大勢居る。頭の弱い人達がそれなりの地位にいるので、若者達も『効果のない無駄な行為』を止める事が出来ない。」と指摘したうえで「無意味な行為を推奨するのは日本社会に悪影響。」と持論を展開した。
日本の生産性をめぐっては、2021年の労働生産性の国際比較(日本生産性本部調べ)では、日本の1時間あたりの労働生産性は49.9ドルで経済協力開発機構(OECD)加盟38か国中27位となっており、比較可能な1970年以降、最も低い順位となっていることが発表され波紋が広がっていた。
また、ひろゆき氏はこの投稿の直前にツイッター上で「そもそも、ひろゆきはなぜ辺野古基地建設反対運動に反対なの?」という質問に対し、「平日1日3回の15分ぐらい搬入を遅らせる違法行為は効果も無く無意味だと思ってます。」と答えており、関連した投稿と見ることもできる。
この投稿にコメント欄には「昔はそれで成功したとか、それが伝統だとか考えない人多すぎ」「ほうれん草だけの会議」「無意味な達成感推奨社会」「このコメ欄でもそうだけど、自分もその1人であると誰も自覚していないのが痛すぎる」「効率的な仕事をして早く終わらせるよりも、長い時間をかけて仕事のふりをした方が評価されるもんね」「ほんとそれです。大手ほど無意味な(手動で人間がやることではない)ことが多かったです」「学校のブラック校則もそんな感じよね」「ん? それって、、、辺野古基地反対運動のことかな~?」など、さまざまな意見が寄せられていた。