1月25日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で行われた、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏(46)をターゲットにしたミステリードッキリに大きな反響が集まっている。
この日行われたのは、「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ」。津田をニセのロケ企画の前乗りのために長野のペンションに呼び出し、翌朝に起きたらミステリーがスタートするという企画になっていた。
スタートの合図は、同じペンションの宿泊客のひとりが殺されている現場が発見されるというもの。女性ディレクターが、カメラマンの男性が部屋で刺されているのを発見して叫び声を上げると、もちろん津田も駆けつけたが、あまりにもテンプレすぎる殺人現場に津田はすぐにドッキリを確信した様子。ニヤニヤと笑い始めた。
また、ストーリーテラーとなったペンションに居合わせた医師が死因について「詳しいことは分かりませんが、直接の死因はやはりこのナイフの刺し傷」などと説明すると、津田は「そりゃそうでしょ……なにこれ」と思わずツッコミ。その後もニヤニヤしながら「なにこれ」「なんなん、これ」を連発してカメラを探していた津田だが、女性ディレクターのアシスタントにより徐々にヒントを拾っていくと、ミステリーの謎解きに夢中に。
当初うんざりし、居合わせた客のわざとらしい芝居や状況にツッコミを入れまくっていたとは思えないほど、推理に真剣になり、ストーリーテラーのアシスタントもあって、伏線となっていたヒントにも絶叫しながら大興奮。最後には完全に探偵気取りで見事犯人を言い当てていた。
この日の放送に視聴者からは、「あれだけ嫌がっていた津田さんの変わっていく姿がヤバかった」「だんだんノッてくる津田さんがいい味を出している」「間違いなく今日の水曜日のダウンタウンは神回」という声が集まっていた。
「この企画が特に評価されたのは、最初はむしろこのドッキリを小馬鹿にしていたにも関わらず、謎を自分で解いていくに従い、ドッキリだということを忘れてこの企画に夢中になっていくところ。最後には完全に探偵になりきって犯人を名指しし、自首を勧めていました。津田がドッキリだと勘づいてノリノリになるような芸人ではないこともあり、この最初とオチのギャップも爆笑必至で、ツイッターでは『名探偵津田』がトレンド入りするほど話題になっていました」(週刊誌記者)
2023年、早くも「神回」を出した『水曜日のダウンタウン』。企画の続編を望む声も多く寄せられていた。