3月13日放送の『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)に女優の夏木マリ(70)が出演。芸能人たちが「初めての体験」に挑戦する企画で、金継ぎを行ったが、番組ディレクターの言動が物議を醸している。
この日、VTRでゲスト出演した夏木は「ずっとやりたかったこと」として“金継ぎ”を挙げ、実際にプロに教わりながら割れた皿の修理に挑戦。しかし、初っ端からディレクターの段取りが悪く、ミスを連発するハプニングが発生した。
実はこのスタッフ、今回がディレクターデビューの日。移動の指示をする際も、夏木から「目線をどっちにするか言ったほうがよかったね。『私と喋ってください』か『アイラインはこっち(カメラ)です』とか」としっかりダメ出しされてしまう事態に。
さらに収録現場にプロを呼んだあとに「あの……あれ? ちょっと待って」と台本を見ながら困惑。これに夏木は「あたしの『漆に対する熱意』を聞くんじゃなかった?」と再び指摘。ディレクターが「そうでした」と認めると、夏木は「先生いらっしゃる前に漆の素人の熱意を語るべきだった」とごくごく真っ当なダメ出しをしていた。
しかし、夏木は「でももう先生をお招きしちゃったから、先生を前にして言います」としっかりフォロー。「壊れてしまったところに器の歴史を感じる」「金継ぎでまたきれいにしたときに、新しい命を吹き込む」と語り、ディレクターは「100点です」となぜか上からコメントを評価していた。
一方、その後もディレクターは、夏木が接着剤や漆を塗る集中する作業をしている際にも「どうですか?」などと話しかけ、「黙ってて」と言われる始末。しかし、なぜかその後も懲りずに話しかけ続け、とうとう夏木も「今まで共演した中で『この人敵わないな』って思……」という質問に食い気味で「広瀬すず」とドラマで共演している主演を挙げるなど、リップサービスも行っていた。
しかし、この一幕に視聴者からは、「そのうちやらかしそう」「ディレクター役を演じてる劇団員だと思いたいレベル」「何でこんな無能なのにディレクターなんだ?」といったドン引きの声が続々と集まっていた。
夏木にも失礼すぎたこの日のロケ。初めてのディレクションとはいえ、いつか放送事故を起こしそうなほどミスを連発していた。