3月21日(火)、東京都の神田明神にてfreee株式会社が「起業時代 巨大絵馬 奉納式」を実施した。freeeが発行する雑誌『起業時代』の創刊1周年を記念するもので、式には元サッカー日本代表で起業家でもある鈴木啓太さんと槙野智章さんが参加して、巨大絵馬への筆入れを行なった。
式には、まず『起業時代』編集長の井口侑紀さんが登壇。「起業のためのノウハウは『起業時代』に詰め込んでいるつもりです。あと必要なのは運だけじゃないでしょうか」と自信を込めて語り、「一粒万倍日」と呼ばれ最強の開運日と言われる2023年3月21日に、商売繁盛の祈願で有名な神田明神で奉納式を行なう意義を強調した。
次に鈴木啓太さんと槙野智章さんが登壇。鈴木さんは腸内細菌をテーマにした事業を行なうAuB株式会社の代表取締役CEO、槙野さんはコスメブランドHALTEN JAPAN LIMITEDの代表取締役CEOと、両者とも経営者の顔を持っている。
この日は3名の新人起業家も登壇し、先輩起業家である鈴木さんと槙野さんに質問や悩みをぶつけるというトークセッションも行なわれた。
「企業に運は必要でしょうか?」という質問に鈴木さんは「『自分は運がいい』と思うことが大事」と回答。起業にチャレンジしようという気持ちを持っていること自体、運がいいと考えたほうがいいと持論を展開した。槙野さんは「運は必要で、その運をたぐり寄せるために、日頃から小さいことも見逃さないようにするといいのでは」とアドバイスした。
トークセッション後は巨大絵馬に、鈴木さんと槙野さんが2023年の抱負を書き込んだ。鈴木さんが書いたのは「すべての起業家をベストコンディションに」と自身の会社AuBのスローガンをもじったフレーズで、槙野さんが書いたのは新しいことにチャレンジしたいという思いを込めた「イノベーション」という言葉だった。
現在発売中の『起業時代』第3号の巻頭には鈴木さんの特別インタビューが掲載され、自身の起業にかけた思いなどが語られている。
『起業時代』は全国の書店、コンビニエンスストアなどで発売中だ。