4月9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に元TBSアナウンサーの国山ハセン(32)が出演。以前警察から職務質問を受けた際、「日本人ですか?」と聞かれ、不快感を抱いたことを明かした。

この日、番組では元タレントの田代まさし(66)が、「田代まさしだということだけで、新幹線の時間が迫っているのにも関わらず、こんな仕打ちを受けました」として、駅で職務質問を受けたことをインスタグラムで公開したことについて報道していた。

そんな中、国山は「不審な行動を取っていたかどうか分からないので、この件に関してはなんとも言いにくい」と指摘。その上で、「私の場合は交通違反をしたことがあるんですよ。で、警察の人に免許証を渡すじゃないですか。『国山ハセン』って(名前)見て、『えーと、日本人ですか?』って」と、名前にカタカナが入っているため、警察から国籍を聞かれたことを明かした。

国山は「えっ、どういう意味ですか?日本人です」と答えたそうだが、警察に対して不信感を抱いたようで、「何を言いたいのかな。仮に外国人だったらどうなるんですか、みたいな話になるじゃないですか」と苦言。「稀にですけど、相手の口調が高圧的だなとか、差別的に感じるなみたいな受け取るケースはあるんで」と言い、田代について「不愉快な思いをされたのかなと推測しましたけどね」と話していた。

しかし、この国山の発言に視聴者からは「ハセンめんどくさい奴だな」「外国人だったら、外国人の身分証を見せないといけない」「外国人だったら在留届カードかパスポートありますか?って聞くんだろ」という批判が集まっていた。

「国山はイラン出身の父親を持つハーフではありますが本人は日本で生まれた日本人のため、『外国人ですか?』という質問に不快な思いをしたようですね。もしも外国人の場合、外出時は外国人登録証明書の携帯が義務付けられているため、警察官に提示を求められた際は従う必要があります。そのため、外国人か日本人か警察官が確認したのはごく自然なこと。被害者意識が前面に出てしまった国山に逆に疑問の声が集まってしまったようです」(週刊誌記者)

外国人かどうか尋ねたことと外国人差別をすぐに繋げた国山に、見当違いと感じた人も少なくなかったようだ。