4月25日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に、兵庫県芦屋市の市長選挙で当選を果たし史上最年少の26歳で市長となった高島崚輔市長(26)がVTR生出演するも、番組コメンテーターが「ハーバードは大したことない」とバッサリ切り捨てる場面があり物議を醸している。

灘中・灘高を卒業後、東大を経て米ハーバード大を卒業するなど華麗な経歴を持つ高島市長。これから芦屋市を「世界で一番住み続けたいと市民のみなさんに思っていただけるような、そんな街をつくりたい」と意気込みを語った。

これに、コメンテーターとして出演していたジャーナリストの立岩陽一郎氏(56)は「質問というか、若干の注文……」と切り出すと、「失礼な言い方ですけど、ハーバードって日本は妙に持ち上げるんだけど、大したことないんですよ。だからハーバート卒って持ち上げる必要はない」と本人を前に、いきなりの学歴批判。

とはいえ「ただ、アメリカを知っている。アメリカはまさに地方自治の国。特にボストン市長は、本当に住民対話を重視していて、延々住民と対話をしてる。そんな市長は日本にはいない。やっぱりそういうことをやってほしい」と期待も寄せているという。

そして、日本の地方自治法は非常に裁量権が大きいが全部自分でやっている人はおらず「出された課題をやってるだけ」と指摘し、「だからせっかくアメリカの自治体を知っていて、若いので新しい地方自治をやってほしい」「例えば、芦屋市の市民が納得する税金を作ることができる、市長は。つまり、住民自治のための税金を制度として作って住民サービスとしてできるわけ。そういうことをぜひ芦屋からはじめてほしい!」と注文をつけていた。

すると、高島市長は「実は大学のゼミは、ボストン市長に教わっていたんですよ」と明かし、立山氏は「すごい!この人、すごい」とあっという間に手の平返しし、スタジオからは笑いが起こっていた。

「大事なのはこれからなので、確かにハーバードという肩書を必要以上に持ちあげる必要はないでしょうが、それにしても本人を前にしての『たいしたことない』発言はちょっと言い過ぎ。その後、高島市長がボストン市長から直接指導を受けたことがあると話すと、素直に『すごい』と称賛していましたが、政治の世界には新進気鋭な若い世代の介入をよく思わないシルバー世代の政治家たちがいるのも確か。まずは芦屋市からでしょうが、高島市長には大いに期待したいものです」(政治記者)

いきなり学歴批判を繰り出した立岩氏には、ネットユーザーは「ハーバード大した事無いって本人の目の前で、公衆の面前、放送で言っちゃうんだ。。。老害だなぁ」「おじさん、26歳の天才市長に上から目線で恥ずかしくないんか」「芦屋市長に嫉妬して『ハーバードって実は大したことない』とか言い出すのはマジで苦しすぎるし醜すぎる」と呆れ声があがっていた。