元宮崎県知事でタレントの東国原英夫(65)が6月25日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)にゲスト出演。政党の候補者リストに番組MCの神田愛花(43)の名前があることなどを明かしたが、ネット上から冷たい声を集めている。
この日、トークコーナーに出演した東国原。その中で「政治家に向いている芸人」というトークテーマに対し、小島よしお(42)、大久保佳代子(52)、中田敦彦(40)、西野亮廣(42)、カズレーザー(38)、ふかわりょう(48)にくわえ、神田の名前もフリップで挙げた。
これに神田は「私が入ってる」「なんで?」ときょとんとしていたが、東国原は「すごくないですか? ぴったりじゃないですか!」と断言。
さらに東国原は、「今ね、女性を立候補させなきゃいけない努力義務があるんですよ。女子の政治家を増やそうと」と候補者男女均等法に言及。神田について、「年、経歴、考え方、そして活動歴。ど真ん中です」と明かした。
また、東国原によると、神田はすでに「ある政党の中の候補者のリストに挙がっています」とのこと。これに神田は「えー!」と驚き、「どこの政党? どこの政党なの!?」と大興奮。東国原は元NHKでジャーナリストの岩田明子(53)らが入っている候補者リストの上から2番目であることを明かしていた。
しかし、東国原のこの発言にネット上からは、「タレントや芸能人が立候補して比例区の票集めに加担するのはどうかな」「国会のエンタメ劇場化推進」「やっぱりこの人はこういう男。選挙というか国民をなめているのが良く分かる」といった冷たい声が集まっていた。
「タレント候補が比例代表になるのはよくあること。そのタレントの人気や注目度が高ければ高いほど、多くの国民の票を集められるため、議席を増やすことができます。しかし、所詮は客寄せパンダ。注目度が高い一方でこうしたタレント候補の利用を嫌っている国民は少なくなく、東国原が得意げに『政治家に向いている芸能人』として神田の名前を挙げたことに嫌悪感を抱いた視聴者も少なくなかったようです」(週刊誌記者)
自身もタレントから宮崎県知事になった東国原。しかし、むやみにタレント候補を増やそうとする言動に引いてしまった人が多かったようだ。