7月31日放送の『羽鳥仕日モーニングショー』(テレビ朝日系)に、同局の局員でレギュラーコメンテーターを務める玉川徹氏(59)が出演。同日付けで定年退職となったことを報告した。
番組終盤、羽鳥慎一アナウンサー(52)から「ここで皆さまにお知らせがございます。玉川さんがきょうで定年退職です。今まで楽しかったです」と話を向けられた玉川氏は、「本当に皆さんのおかげで定年まで勤めさせてもらえて」と感謝。
そして羽鳥アナが「明日からは『元社員』という立場で引き続き番組にもご参加いただきたいと思います」と紹介する形で、今後も引き続き番組に出演することを明かした。
さらに、羽鳥アナから「明日からも来られるじゃないですか」と聞かれた玉川氏は、「これはね、本当に羽鳥さんとか出演者、スタッフ、会社の偉い人、なにより視聴者のみなさんに支えていただいてるから」と改めて感謝の言葉を口にし、「また明日から、よろしくお願いします」とコメント。続けて、「本当に寂しくない定年を迎えられる私は幸せ者だと思っています」と、しみじみと述べた。
そんな玉川氏にコメンテーターの山口真由氏(40)が「(社員でなくなったことで)さらに忖度がなくなって物凄い発言をするとかありますか?」と尋ねると、玉川氏は「ないなぁ」とコメント。ただ、羽鳥アナからは「忖度はもともとない。なさすぎる」とツッコまれていた。
玉川氏と言えば、昨年9月に安倍晋三元首相の国葬での弔辞をめぐり“電通が入ってる”発言で謹慎処分を受けたことが記憶に新しいが、 “テレビ朝日社員”という肩書を下ろしたことで今後の玉川氏の発言に注目する人も多い様子。
放送終了後、玉川氏は地震のTwitterを更新し「今日テレビ朝日を定年退職しました。これまで以上に『分かりやすく、面白く、そして見て良かった』と思っていただける番組を皆さんとともに作っていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。」と投稿。
ネット上からは、「テレ朝にいながらテレ朝ぽくない人、今後朝生の司会に抜擢される事期待してます」「どこにも忖度無い解説がまた聴きたいのでこれからも頑張ってください」「今後はさまざまなメディアで発言されることを期待してます」との声が集まっていた。