9月4日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、MCの宮根誠司(60)がジャニーズへの“忖度”があったことを素直に認める発言をし、ネット上で大反響を集めている。

ジャニーズ事務所の創業者で前社長の故・ジャニー喜多川氏(享年87)から被害を受けたと訴えている「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が4日、記者会見を開き、近く刑事告発をすることや事務所に対して対話や基金設立を求めていることを明らかにした。

番組では、今から35年前にフォーリーブスの元メンバーである故・北公次さん(享年63)が1989年にジャニー氏から性加害を受けたとし、「20年間、まだ同じことを繰り返してるってこと。これから新しく生まれる未来ある若手の若い子が、また同じ目に遭って、それも親も知らずにジャニーズ事務所だから安全だとかそういうことは絶対ありません」と告発しているビデオ映像を放送。

映像の中で北氏は、「芸能界だってみんな知ってるんだよ」としつつ、「正直言って書いてくれるのは何社しかいないよ。新聞は書いてくれんわな。それから女性週刊誌は書いてくれない。テレビはリポーターは何もやってくれない」と、当時からメディアで取り上げられないことへの怒りをぶつけていた。

こうした何十年にもわたって続いたジャニー氏の性加害問題をめぐる“マスコミの沈黙”について、宮根は「僕はフリーだから言えるんですけど。テレビの方は大変だと思いますよ。ジャニーズのタレントさん出て欲しいし、視聴率も取りたいし。ひょっとしたリポーターも僕も含めて取材対象だし……」と口を開くと、「だけど、『敢えて触れなかった』って認めたほうがいいと思う」と、自分を含めメディアは正直になったほうがいいと指摘。

そして改めて「あえて触れなかったじゃないですか、みんな。証拠はないですよ、証拠は知らないけどあえて触れなかったんですよ、みんな。だって最高裁の判決も出てるし、週刊文春の報道も報じてるし」と、みんなで“見て見ぬふり”をしてきたのも同然だとし、「忖度かどうか分からないけど、なんとなくみんな流されちゃったんですよ、きっと。僕も含めてね」と、タブーに踏み込んだ発言をし、スタジオが静まり返る場面も。

それでも宮根は「そういう風に言っちゃったほうが、マスメディアはいいと思いますよ」と率直な思いを口にし、ネット上では「宮根さん頑張ってる!これまでのニュースで1番踏み込んでる。統一協会のときといい、ちゃんと報道してる」「ジャニー喜多川による性的暴行、TVでこんだけストレートに言ったの宮根さんが初めてじゃない?」「宮根さんがちゃんと言ったな。忖度って。今までどのニュース番組でもこのジャニーズの問題が報道されてたのに誰一人として口にしなかった2文字」「宮根氏が言う通り敢えて言わなかった、が正解だろな」と大きな反響を集めていた。