世界各国に存在する携帯食、中でも日本の弁当は世界に誇れるほど、バラエティに富んでおり、また日常的に携帯食としての弁当は広く愛されている。

日本人の場合、学生時代から家族の作る弁当であったり、弁当専門チェーン店やコンビニ、学食の弁当、など、さまざまな弁当を味わう機会があり、「弁当」との接触機会という意味においては、他国とは比較にならないほど、弁当は日本人の日常の一部となっている。

ただ、日本人の日常の一部となっている弁当だからこそ、多くの人にはそれぞれの好みの弁当が存在し、それゆえ万人に愛される弁当を作ることは非常に難しいことであることが容易に想像できる。ましてや長い間愛され続ける弁当ともなると、さらに困難であるに違いない。

しかしながら、長い間愛され続ける弁当をただひたすらに提供し続けるお店が日本各地には存在しているのだ。

今回はそんな日本人の日常を形成していると言っても過言ではない「弁当」において、長年芸能界で愛されて続けている弁当をご紹介したい。お店の名前は「津多屋」だ。

・昭和47年(1972年)創業の老舗弁当専門店、それが「津多屋」
こちらのお店、昭和47年(1972年)創業の老舗弁当専門店。

創業してから50年以上、多くの人の食の好みが変遷して行くなか、変わらず愛され続けて、弁当を提供し続けている。

昭和47年(1972年)といえば、第1次田中角栄内閣がスタートし日本列島改造と日中国交回復が国政の大きなテーマとなった年。浅間山荘事件やテルアビブ空港乱射事件などの日本赤軍によるテロ事件が勃発した反面、日本人の海外旅行者は100万人を突破、さらに沖縄が日本本土に復帰するなど、様々な社会的な変革がもたらされていた。

そんな時代に生まれた弁当専門店は、ドリフターズさんの「8時ダヨ!全員集合」からロケ弁を作り始め、芸能界で多くの人々に今なお愛され続けているのだ。

・平日でも行列ができるお弁当専門店、それが「津多屋」
こちらのお店、平日でも大きな行列できるお店で、特に限定のお弁当は開店の11時から30分もすぎると完全に売り切れてしまうほど。

そのため、どうしてもお目当ての限定のお弁当をゲットしたいのであれば、開店前から列に並ぶことをオススメする。

次ページ