IMG_2653

そして、おかずの部分だが、まずはメインとも言える、鮭の麹焼き、極太のごぼうを豚肉で巻いた豚ごぼうに、エビフライ、煮卵のエリアをご紹介しよう。

鮭は単なる焼き鮭ではなく、麹焼き。一口味わえば、麹のためか、ほんのりと甘みを感じる味わいで、さらにしっとりとした、絶妙な食感と味わいを感じることができる鮭に仕上がっていることがわかる。冷えた状態であっても抜群に美味しいと感じる味わいを提供できる鮭の麹焼きだけを味わっても、「津多屋」の素晴らしさを感じられるに違いない。

そして極太のごぼうを豚肉で巻いた豚ごぼうだ。ごぼうの鮮烈な香りと食感、それらを損なうことなく周りをしっかりとまとめてくれる豚肉の旨み、ご飯のおかずだけでなく、酒のつまみとしても最高の味わいと感じられるほどの逸品に仕上がっている。

エビフライや煮卵、玉こんにゃくについても、一般的な弁当で感じる、少し残念な感じが全くなく、まさに手抜かりのない、それぞれのおかずがそれぞれの味わいを堪能できる逸品にまで昇華されていることに気がつくだろう。

IMG_2651

他にも大きくカットされた野菜とシェルパスタの食感が嬉しいマカロニサラダや味のしっかりと染み込んだがんも、鶏肉を味噌味で味付けた味わいがやみつきになってしまう、鶏肉のカシューナッツ炒めに、さつま揚げなど、他に数多ある弁当では味わえないオカズの数々に嬉しくなってしまう。

IMG_2652

次ページ