日本各地には様々な麺料理が存在している。
例えば、美味しんぼにも登場する100年続く津軽そばのお店「三忠食堂 本店」や沖縄で知らない人がいないほど有名な沖縄そばの名店「宮里そば」、そして立ち食いうどんマニアが最後にたどり着く最高のお店とも名高い富山県・石動駅の「麺類食堂」に、横浜が誇るソウルフード・サンマーメンの元祖「玉泉亭」、さらには愛知県一宮市で中毒グルメとして人気の「ベトコンラーメン」、立ち食い蕎麦マニアが最後にたどり着く絶品の駅そば、北海道の秘境・音威子府駅にある「常盤軒」などなど、全国各地にその場所でしか味わえない絶品の麺料理が数え切れないほど存在している。
そんな全国の絶品麺料理の中から、今回は滋賀県米原駅にある駅うどんの名店をご紹介したい。
お店の名前は「キッチン井筒屋」だ。
・ルーツは安政元年(1854年)創業の旅籠、それが「キッチン井筒屋」
こちらのお店、ルーツは安政元年(1854年)創業の旅籠「井筒屋」という由緒正しい旅人のためのお店。
その後は明治22年7月1日東海道線開通と時を同じくして駅弁屋を始め、現在まで美味しいお弁当を提供し続けているのだ。