菜の花の背丈が伸びて満開になれば、まるで黄色の絨毯の上にスフィンクスが横たわっているように見えるかもしれません。青い蝶々はブルーシートで作られており、「暮らしに身近なものを使うことでアート作品に親しみを持ってほしい」という制作者の想いを感じます。
建築士の松野由夏さんが制作した「花咲くテーブル」は、菜の花畑の景観を楽しみながら、ワークショップに、休憩に、多彩に活用できるオリジナルテーブルです。田原産のスプレーマム(キク)を使って色付けされた、直径60cmの天板が花びらのように咲き広がっています。
会場内に深さの異なる3つの花咲くテーブルがあり、菜の花まつりの期間中は、花の装飾を加えたワークショップ開催場所にもなるとのこと。菜の花だけではない、春の訪れを楽しむ広場として、おしゃべりにも花が咲きそうです。
菜の花まつり会場では「昔の田原の物語」を視聴することもできます。これは、日本に来て20年強となるスイス人クリエーターが、田原に生まれ育ったご老人9名の生い立ちや思い出を聞き取り、口伝でしか残せないまちの物語を記録したヒューマンオーラルドキュメンタリーです。