プレスリリースや企業告知記事をニュースサイトに掲載する場合、本文原稿だけでなく、画像素材の準備も重要です。

画像素材が揃っていない、権利確認ができていない、掲載に使う画像が決まっていない状態では、記事ページの体裁確認やサムネイル設定が進めにくくなります。

本記事では、PR会社・広告代理店の担当者が、プレスリリース掲載で画像素材を用意するときに確認したい基本項目を整理します。原稿支給での掲載全体の流れは、原稿支給でプレスリリースを掲載する流れ|Word入稿・画像・リンクの注意点でも解説しています。

画像素材は掲載スピードに影響する

原稿が完成していても、画像素材が未確定だと、掲載準備が止まることがあります。

ニュースサイト掲載では、メイン画像、記事内画像、ロゴ画像、人物写真、商品画像などを使う場合があります。どの画像を使うのか、画像の権利は確認済みか、クレジット表記は必要かを入稿前に整理しておくことが重要です。

特に短納期で掲載を進めたい場合、画像素材の不備は大きな遅延要因になります。

  • ✓ 使用画像が決まっていない
  • ✓ 画像の権利確認が済んでいない
  • ✓ 人物写真の掲載許諾が不明
  • ✓ クレジット表記が必要か分からない
  • ✓ 画像サイズや形式が掲載先の条件に合っていない

このような状態では、媒体側が掲載可否や公開作業を進めにくくなります。原稿支給で掲載を依頼する場合は、本文とあわせて画像素材も整理しておきましょう。

用意したい画像素材の種類

プレスリリース掲載で使う画像素材は、案件内容によって異なります。

商品発表、サービス紹介、イベント告知、企業情報、店舗紹介など、掲載内容に合わせて必要な画像を用意します。

代表的な画像素材は以下です。

  • ✓ メイン画像
  • ✓ 商品・サービス画像
  • ✓ 企業ロゴ・サービスロゴ
  • ✓ 代表者・担当者の人物写真
  • ✓ イベント写真
  • ✓ 店舗外観・内観写真
  • ✓ キャンペーンビジュアル
  • ✓ 図表・説明画像

すべての画像を必ず用意する必要はありませんが、どの画像を記事のメインに使いたいのかは、入稿時点で分かるようにしておくと進行しやすくなります。

メイン画像を先に決めておく

ニュースサイト掲載では、記事一覧やSNS共有時に表示されるメイン画像が重要になる場合があります。

メイン画像が未確定だと、記事ページの印象やサムネイルの確認が進みにくくなります。

入稿時には、以下を整理しておくとよいでしょう。

  • ✓ メイン画像として使いたい画像
  • ✓ 代替候補の画像
  • ✓ 画像の説明
  • ✓ クレジット表記の有無
  • ✓ 画像の利用許諾

複数画像を送る場合は、「メイン画像候補」「記事内画像」「予備画像」のように用途を分けておくと、媒体側が確認しやすくなります。

画像ファイル名を分かりやすくする

画像素材を入稿する際、ファイル名が分かりにくいと、本文内の指定と対応しづらくなります。

たとえば、IMG_001.jpgスクリーンショット 2026-05-15.png のようなファイル名だけでは、どの画像をどこに使うのか判断しにくくなります。

入稿時には、以下のように用途が分かるファイル名にしておくと実務的です。

  • ✓ main_product.jpg
  • ✓ logo_service.png
  • ✓ event_photo_01.jpg
  • ✓ store_exterior.jpg
  • ✓ campaign_visual.jpg

Word原稿内で画像位置を指定する場合も、画像ファイル名と本文内の指示を対応させておくと確認が進みやすくなります。Word原稿での指定方法は、Word原稿でプレスリリース掲載を依頼するときの注意点でも整理しています。

画像の権利確認を済ませる

画像素材で最も注意したいのが、著作権や肖像権などの権利確認です。

クライアントから支給された画像であっても、掲載に使ってよい範囲が明確でない場合があります。

特に以下のような画像は、入稿前に権利確認を済ませておく必要があります。

  • ✓ カメラマンが撮影した写真
  • ✓ タレント・モデル・著名人が写っている写真
  • ✓ イベント参加者が写っている写真
  • ✓ 店舗や施設内で撮影された写真
  • ✓ 第三者の商標やキャラクターが写っている画像
  • ✓ SNSやWebサイトから取得した画像

権利確認が曖昧な画像は、掲載先で使用を見送る判断になる場合があります。短納期で掲載を進めたい場合ほど、画像の利用許諾を事前に確認しておくことが重要です。

人物写真は肖像権に注意する

人物写真を使う場合は、肖像権や掲載許諾の確認が必要です。

代表者や社員の写真であっても、ニュースサイト掲載に使ってよいかを確認しておくべきです。イベント写真の場合、来場者や第三者が写り込んでいることもあります。

入稿前には、以下を確認しましょう。

  • ✓ 写っている人物に掲載許諾があるか
  • ✓ 社外公開に使える写真か
  • ✓ 掲載期間や利用範囲に制限がないか
  • ✓ クレジット表記が必要か
  • ✓ ぼかし処理やトリミングが必要か

人物写真の権利確認が不十分な場合、媒体側の確認に時間がかかることがあります。クライアント案件では、PR会社側でも事前に確認項目として持っておくと安心です。

画像サイズ・形式を確認する

掲載先によって、推奨される画像サイズやファイル形式が異なる場合があります。

一般的には、JPEG、PNGなどの画像形式が使われますが、極端に小さい画像や画質が粗い画像は、記事ページで見栄えが悪くなることがあります。

入稿前には以下を確認してください。

  • ✓ 画像の解像度が十分か
  • ✓ 横長・縦長など、掲載面に合う比率か
  • ✓ JPEGまたはPNGなど一般的な形式か
  • ✓ ファイルサイズが大きすぎないか
  • ✓ 文字入り画像の場合、スマートフォンでも読めるか

特に、細かい文字が入った図表画像は、スマートフォン表示で読みにくくなる場合があります。本文で説明できる情報は、画像だけに頼らずテキストでも補足しておくと安心です。

クレジット表記が必要か確認する

画像によっては、撮影者名、提供元、権利者名などのクレジット表記が必要な場合があります。

クレジット表記が必要なのに入稿時に共有されていないと、掲載前の確認が止まることがあります。

入稿時には、以下を整理しておきましょう。

  • ✓ クレジット表記が必要な画像か
  • ✓ 表記する文言は何か
  • ✓ 表記位置に指定があるか
  • ✓ 画像ごとにクレジットが異なるか
  • ✓ クレジット不要で使用できる画像か

複数画像を使う場合は、画像ファイル名ごとにクレジット表記を一覧にしておくと、媒体側も確認しやすくなります。

画像がない場合の選択肢

案件によっては、クライアント側で掲載用画像を用意できない場合があります。

その場合、媒体によってはフリー画像の選定や代替画像の相談ができることもあります。ただし、画像選定が発生すると、通常より確認や作業に時間がかかる場合があります。

画像がない場合は、以下を事前に確認しておくとよいでしょう。

  • ✓ 画像なしで掲載できるか
  • ✓ 媒体側で画像選定が可能か
  • ✓ 画像選定に追加費用がかかるか
  • ✓ 画像選定に必要な日数
  • ✓ クライアント確認が必要か

短納期で掲載を希望する場合は、画像選定を媒体側に任せるより、クライアント側で使用可能な画像を用意しておく方が進行しやすくなります。

画像素材を入稿するときのチェックリスト

プレスリリース掲載で画像素材を入稿する前に、以下を確認しておくと安心です。

  • ✓ メイン画像が決まっている
  • ✓ 画像ファイル名が分かりやすい
  • ✓ Word原稿内の画像指定とファイル名が対応している
  • ✓ 画像の利用許諾が確認済みである
  • ✓ 人物写真の肖像権を確認している
  • ✓ クレジット表記の有無を確認している
  • ✓ 掲載に使えるサイズ・形式である
  • ✓ 画像がない場合の対応方針を確認している

原稿支給での入稿全体を確認したい場合は、原稿支給でプレスリリースを掲載するときの入稿チェックリストもあわせて確認すると、必要項目を整理しやすくなります。

NEW'S VISIONで相談できること

NEW'S VISIONでは、PR会社、広告代理店、制作会社、企業広報担当者向けに、プレスリリースや企業告知記事の掲載相談を受け付けています。

完成原稿・画像素材・リンク先URLをご支給いただく形で掲載したい場合、編集部による整文や見出し調整を希望する場合、継続的に掲載URLを用意したい場合など、案件内容に応じて複数のプランをご案内しています。

通常掲載は33,000円(税込)〜、編集部サポートプランは55,000円(税込)〜でご相談いただけます。また、PR会社・代理店向けに、月額110,000円(税込)で毎月5本までご相談いただけるサブスク月5本パックもご用意しています。

サブスク月5本パックでは、素材・掲載条件が揃った原稿について、原稿支給から3営業日以内を目安に掲載進行します。毎月複数本の掲載URLを安定して用意したい場合に、1本ごとの見積もり・請求確認の手間を減らしやすいプランです。

ただし、3営業日以内は条件を満たした場合の目安であり、掲載を保証するものではありません。掲載可否、公開日時、料金、進行方法は、原稿内容、画像素材、リンク先URL、編集部の確認状況により個別に判断します。

画像素材を支給してニュースサイト掲載を相談したい方へ

NEW'S VISIONでは、完成原稿・画像素材・リンク先URLをご支給いただく形で、プレスリリースや企業告知記事の掲載相談を受け付けています。継続的に掲載URLを用意したいPR会社・広告代理店様には、サブスク月5本パックもご案内しています。

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まとめ:画像素材は、権利・用途・ファイル名まで整理して入稿する

プレスリリース掲載で画像素材を用意するときは、メイン画像、商品画像、ロゴ、人物写真など、記事内容に合った素材を整理しておくことが重要です。

画像の利用許諾、肖像権、クレジット表記、ファイル名、本文内の挿入位置が曖昧なままだと、掲載先との確認の往復が増える原因になります。

PR会社・広告代理店の実務では、原稿と画像素材をセットで整理して入稿することで、原稿支給型のニュースサイト掲載を進めやすくなります。掲載先の選び方全体を確認したい場合は、親ハブ記事のクライアント報告に使えるプレスリリース掲載先の選び方も参考になります。