私たちが普段目にしている建物や、何気なく使っている家具・工業製品などもバウハウスの影響を受けたものかもしれません。「バウハウス」とは単に芸術造形学校の名にとどまらず、その流れをくむ合理主義的・機能主義的な芸術や理念全体を表す言葉なのです。

ワイマールの「バウハウス博物館」では、バウハウスの歴史や理念を紹介しているほか、バウハウスの理念に基づいて制作された家具や日用品、絵画、おもちゃなどが展示されています。

現在の小さな博物館では、展示スペースが限られているため、目下新しいバウハウス博物館の建設プロジェクトが進行中。2250平米の広さをもつ新しいバウハウス博物館は、バウハウス100周年を迎える2019年にオープンを予定しています。

世界遺産にも登録されているバウハウス大学は、その名の通りバウハウスの流れをくむ大学。もともとのバウハウスの校舎が、工業デザイン学校、さらに建築土木工科となり、1996年にバウハウス大学へと改称されました。

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