入口正面のベンチには和傘を思わせるオリエンタルな傘が置かれ、繊細な彫刻が施された木製の家具やバリの置物で調えられたロビーは、さりげなく蘭などの花々で彩られています。
過度に主張せず、うまく空間に溶け込む洗練された花づかいはさすが。開放感あふれるロビーは、バリのリゾートホテルのレセプションを思わせます。
展示室が設けられた建物は、100年ほど前のラーマ6世の時代に建てられたコロニアル調のチーク材建築。
館内では、タイの花文化の歴史だけでなく、インドやインドネシア、日本などアジアにおける花文化、サクン氏の過去の作品の展示などが見られます。
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