■威厳と規律を象徴する自衛官の制服を「高いから中国で縫製すべき」と断じた蓮舫議員

日本の自衛隊にも諸問題はあります。

例えば文官である背広組と、武官である制服組の対立的構造、依存せざるを得ない米国との関係性、兵士の補充問題と身分向上、更には待遇の改善、そして何よりも、軍隊であるのに軍隊と認められない法の壁…。

これらを抱えながらも日々訓練を重ね、世界有数とされる練度を誇る我らが自衛隊。PKOの平和維持活動でも各国から信頼と尊敬を得ています。

どうしてなのでしょう? どんな環境でも自衛隊が優しく誠実なのはなぜでしょうか?

それは「強い」から。

日々の訓練によって肉体と精神は強化されます。個人であれ集団であれ、本物の強さを持つからこそ弱い者を護り、寄り添うことができるのです。更には強さに裏付けされた謙虚さは威厳さえ放ちます。

今の時代、ネットで情報が瞬時に廻る時代です。様々な自衛隊のエピソードが見れます。中には不祥事もあるでしょう。だけど、国の為に頑張る自衛隊への応援と、彼らの活動に対しての感謝と称賛の声をもっと挙げるべきではないでしょうか!

かつて事業仕分けで「自衛隊の制服は高いから中国で縫製して輸入すればよい」と発言し、周囲をドン引きさせた蓮舫議員。その感覚には驚きを通り越し呆れてしまいますし、政治センスすら疑ってしまいます。

再度申し上げますが、私は無類の制服好きです! 威厳と規律、愛国心と強さを象徴すべき、美しき自衛官の制服がペラペラのメイド・イン・チャイナなんてあり得ません。

自衛隊の皆さんが誇りを以て制服を着用し、堂々と街中を闊歩できるようになった時。国民から敬意を以て迎えられるようになった時。我が国の国防は本物になるように思えて仕方ありません。

そして、それを実現させるのは政府でも自衛隊でもなく、私たち一人一人の手に掛かっていると信じます。