モダンなカフェ風の店舗は、一見するとピエロギ専門店には見えないほど。けれども店内では、今まさに新鮮なピエロギがひとつ、またひとつと実演形式で作られていきます。
作っている光景を見せるのは、それだけ自信がある証拠。地元の人々に人気のピエロギに、ますます期待が高まります。
専門店だけに、ピエロギのバリエーションは実に豊富。カッテージチーズとじゃがいもを使ったものや、キャベツとマッシュルームを使ったものなど、伝統的なピエロギのほかに、豆腐を使ったアジア風のピエロギや、ドライトマトなどを使ったイタリア風のピエロギもあります。典型的な茹でたピエロギのみならず、オーブンで焼いたものも。
さらには、イチゴやブルーベリー、チョコレートなどを使った甘いピエロギも注文できます。
とはいえ、まずはポーランドの伝統的な具材を使った、茹でたピエロギにトライしてみたいもの。
筆者のおすすめは、マッシュルームにチーズ、タマネギ、パセリを使ったピエロギ。上には、焦がしベーコンやタマネギを使ったソースがかかっています。18.5ズオッティ(約550円)というお手頃価格ながら、たっぷりと10個のピエロギが載った一皿はボリューム満点。
薄くつるりとした皮の中には、素材の風味が凝縮された具材がぎっしりと詰まっています。
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