大阪府知事の松井一郎氏(54)がツイッターで、共産党大阪府委員会・中村正男副委員長(63)に苦言を呈した。
事の発端となったのは、中村氏が台風21号による関西空港の冠水被害について、開港以来懸念されていたことだったとつづり、「『夢洲』も同様。なぜこんなところで万博・カジノなのか」と日本政府が誘致している2025年万博の開催予定地である大阪湾の人工島「夢洲」をツイッター上で批判したことだった。
これについて松井知事が5日、ツイッター上で反応。「共産党は風評被害をご希望なんでしょうかね?」と批判した上で、「夢洲は関空より地盤が高く問題ありません」とコメントした。
さらに松井知事は「今後の対策と復旧も災害直後から実施しています」としつつ、「共産党からは何の提案もありません。応援してくれとは言いませんが、風評被害となる邪魔は慎んでください」と厳しい言葉で批判した。
共産党は風評被害をご希望なんでしょうかね?夢洲は関空より地盤が高く問題ありません。今後の対策と復旧も災害直後から実施しています。共産党からは何の提案もありません。応援してくれとは言いませんが、風評被害となる邪魔は慎んでください。
—松井一郎(@gogoichiro) 2018年9月5日
この投稿に松井知事のツイッターには、「もはや風評被害やデマのようなレベルではなく、悪意に満ちた扇動やアジテーションの類いではないかと素朴に感じます」「松井代表の毅然とした態度、素晴らしいと思います」「ほんと共産党はどこも掻き乱すだけ。災害をも政治活動に利用、混乱がお好きなようですね」といった声が集まっている。
いまだ混乱を極める関西地方。松井知事へのエールも多々集まっていた。