ベルギーのスイーツと聞いて真っ先に思い浮かぶのが、ベルギーワッフル。ブリュッセルにはワッフルを売るお店がたくさんあり、そこかしこから甘い匂いが漂ってきます。
ベルギーのワッフルはおもに四角くて軽いブリュッセル風と、ギザギザした円形のリエージュ風に分けられます。
生地自体にはほとんど甘みがないブリュッセル風は、生クリームやフルーツなどをトッピングするのが前提となっているため、カフェやレストランでイートインするのが主流で、生地自体に甘みのあるリエージュ風は食べ歩き向き。
ぜひ、ワッフルの本場でブリュッセル風とリエージュ風、両方を食べ比べてみましょう。
日本人旅行者に人気のお店が、ベルギー最古の焼き菓子店「メゾン・ダンドワ」。ブリュッセル風とリエージュ風、両方のワッフルを扱っており、テイクアウトとイートインどちらも可能です。
・元祖フライドポテト「フリッツ」にトライ
ベルギーの国民的B級グルメといえば、「フリッツ」。日本でいう「フライドポテト」です。
英語では「フレンチフライ」と呼ばれますが、フライドポテトはベルギー発祥とされ、第一次世界大戦中にベルギーにやってきたアメリカ兵がフライドポテトを目にしたとき、人々が話す言葉がフランス語だったために「フレンチフライ」の名が付いたのではないかといわれています。
料理の付け合わせとして出されることも多いですが、フリッツ単独で食べられることも多く、ベルギーには「フリッタリー」と呼ばれるフリッツの専門店がいたるところにあります。
ベルギーのフリッツの製法の特徴は、2度揚げすること。フリッツに適した品種のジャガイモを細長くカットしたら、まずは130~140度くらいの低温で6分揚げてから10分置いた後、さらに170度の高温で2分ほど揚げるのが一般的です。
ブリュッセルにももちろん多数のフリッタリーがあり、「フリット・フラジェ」や「フリットランド」などが人気。グラン・プラスからもほど近いフリットランドは観光の合間に立ち寄りやすい便利な立地です。
見どころがコンパクトにまとまっているブリュッセルは、わずか1~2日でも充実した滞在が過ごせる町。
世界遺産あり、アートあり、B級グルメありの、ブリュッセルの多彩な魅力に触れてみてください。
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