落語家の立川談四楼氏(67)がツイッターで安倍首相批判を展開したものの、ネットから呆れ声を集めている。

以前から与党批判や安倍首相批判を繰り返している立川氏だが、25日にもツイッターを更新し、「『拉致問題を解決できるのは安倍政権だと私が言ったことはない』と言った安倍さんが、舌の根も乾かぬうちに『安倍政権で拉致問題を解決する』ときた」と安倍首相の発言を、悪意を交えながら紹介。「一体どっちなんだよ」とツッコみつつ、「横田早紀江さんの『お腹の底から込み上げる怒りを北朝鮮に向けて発したでしょうか?』という積年の叫びに、さあどう答えるんだ!」と強い言葉で糾弾していた。

後者の安倍首相のこの発言は23日に都内で行われた北朝鮮による拉致被害者家族会の際のものだが、前者の発言は先日行われた自民党総裁選の際に行われた討論会で「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと私が言ったことはない」という言葉を指していると思われる。

立川氏のこのツイートに対し、「自分は『だけ』と言ったことはないけれど、決意を新たにして解決すると言ってるんでしょ?大体多くの被害者がいるんだから、政治的な揶揄に使う問題じゃないでしょうが?」「正しく引用すらできていないのに批判するのはやめたほうがいいですよ」「フェイクニュースですね。わざと歪曲した受け取り方をするのはやめてください」といった疑問の声ばかりが集まっていた。

言葉尻を捉え、悪意のある解釈を拡散しようとした立川氏だったようだが、多くの呆れ声を集める結果となってしまったようだ。