アイルランドの首都ダブリンは、8世紀にヴァイキングが占領した1000年以上の歴史を誇る都市。
都会らしく機能的に整備された街に重厚な歴史的建造物が点在する、過去と現在が入り混じる活気にあふれた街です。
首都だけに、アイルランドを代表する観光スポットも充実。そんなダブリンでしたい7つのことをご紹介しましょう。
・アイルランドの至宝「ケルズの書」に対面
ダブリン観光のハイライトといえるのが、トリニティーカレッジにあるアイルランドの至宝「ケルズの書」。
トリニティーカレッジは、1592年に創設されたアイルランド最古の大学で、ジョナサン・スウィフトやオスカー・ワイルドなど、数々の著名人を輩出していることで知られています。
8~9世紀頃に制作された「ケルズの書」は、豪華な装飾が施された4つの福音書で、「世界で最も美しい本」とも称される中世美術の傑作。
150頭分の牛の皮を使って作られた340枚のページには、動物や人物で表現された装飾文字や、ケルト文化の特徴である渦文、聖母子像などで聖書の世界が表現されています。
「ケルズの書」は写真撮影禁止のため、その美しさをしっかりと目に焼き付けてくださいね。アイルランドでも屈指の人気観光スポットのため、スムーズに入場できる事前予約がおすすめです。
・ダブリン城で1000年を超える歴史を体感
ダブリン城は、その歴史をヴァイキングが築いた砦にさかのぼる歴史ある城塞。
「ダブリン」という街の名は、現在のダブリン城の庭にあった「黒い水たまり(Dubh linn)」に由来するともいわれるため、ダブリン発祥の地ということができるでしょう。
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