スペインにいったら本場のチュロスを味わおうの記事でも紹介されているように、細長い揚げ菓子「チュロス」は、スペインに行ったらぜひとも食べたいおやつ。

スペインの首都マドリードにはチュロスを出すカフェや、チュレリーアと呼ばれるチュロス専門店がたくさんありますが、その中でも特に有名なのが、旧市街の中心・マヨール広場の近くにある「サン・ヒネス(San Ginés)」です。

サン・ヒネスは、1894年創業の老舗チュロス店で、24時間営業のため、昼夜を問わず行列ができていることで知られています。

今回は平日の夕方にマドリードっ子の友人に連れて行ってもらったのですが、「今日は行列が短いほうだよ、いつもはもっとずっと長い列ができているから。」とのこと。

入り口の横の壁には、スペインの劇作家ラモン・デル・バリェ=インクラン(1866-1936)の写真と名前を彫ったプレートが掲げられていました。彼もこの店でチュロスを食べたのでしょうか。

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