仮想通貨相場が反発する中、仮想通貨投資会社のギャラクシー・デジタルが20日、クライアント向けのメモの中で、今回の上昇相場は本物という見方を示した。
元ゴールドマン・サックスのマイク・ノボグラッツ氏が率いるギャラクシー・デジタルは、今回の上昇相場が本物である理由として、次のように説明した。

「小さなラリー(上昇)が続くことは、本当のラリーがすぐに起きる前触れだ。今後、より持続的な「押し目買い」の機会を生み出す。近い将来に予定されている機関投資家の参入もそれに足を与えることになるだろう」

ギャラクシー・デジタルは、とりわけ注目している機関投資家として、米大手投資会社フィデリティのカストディー(資産管理)サービス立ち上げと、デジタル資産プラットフォームであるバックトの現物受け渡しのビットコイン先物取引開始をあげた。

反発を初めて5日目になる仮想通貨相場。ビットコイン(BTC)は12月3日以来初めて4000ドルを突破した。

ビットコイン支持者として知られるノボグラッツ氏は、弱気相場が続く中でも、強気な発言を連発。19日には、ビットコインが今後さらに下げるとは思わないとし、短期では「3000ドル~6000ドルの間で推移するだろう」と予想していた。

(記事提供:コインテレグラフ日本版)
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