仮想通貨スタートアップ企業ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management)が、新たにビットコインの上場投資信託(ETF)を米証券取引委員会(SEC)に提出したことが明らかとなった。

ビットコインETFは、これまでにも複数の企業がSECに申請しているが未だ認可されたものは出ていない。同社は、今回のビットコインETFはこれまで申請が通ってこなかった規制面の懸念点に対応したものだとしている。

プレスリリースによれば、ビットワイズが提案しているビットコインETFは多数の仮想通貨取引所からのデータを元としたインデックスを基盤とし、また、過去に申請されている他のビットコインETF案とは異なり規制された第三者がビットコインを資産として管理する。

このETFが承認されれば、ニューヨーク証券取引所(NYSE)ではなく、株の他にもオプション取引に焦点を当てているNYSEアーカに上場される。

現状SECによる認可回答が待たれる状態であるビットコインETFには、2月27日が最終回答期限となっている米投資会社ヴァンエック(VanEck)と仮想通貨取引所SolidXの提案するビットコインETFがある。