米証券取引委員会(SEC)が、2月に広く米国民に意見を公募していたシカゴオプション取引所(Cboe)とVanEck社の申請するビットコインETF(上場投資信託)に対して寄せられたコメントを公開した。

今回寄せられたコメント数はわずか7件でそのうち6件はSECに対して申請を却下するように求めるものとなり、昨年に同様の企業が申請していたビットコインETFに対するコメントが1,400件以上でかつ99%以上が申請にポジティブな内容だったことを振り返ると同商品に対する市場の熱意が低下している可能性も示唆される。

このビットコインETFは、米政府機関の閉鎖を受けて今年1月下旬に一度取り下げられた後に再提出されている。これに伴いSECは2月13日から同審査を開始しているが、最大で240日間の審査期間を持つことが出来るため最長で今秋まで結果を待つ可能性がある。